MONSTAR-SCREENとは

  • 広範な固形がんを対象に、がんの遺伝子変化を調べる産学連携プロジェクト
  • 患者さんへの負担が少ない血液を用いた遺伝子解析技術(リキッドバイオプシー)を導入
  • がんの発生や薬剤の有効性との関係が示唆されている腸内細菌叢の(経時的)解析

プロジェクトの概要

MONSTAR-SCREEN(モンスター・スクリーン)は、広範な固形がん患者さんを対象とした産学連携がんゲノムスクリーニングプロジェクトです。

患者さんのがん組織だけでなく、血液を用いた遺伝子解析(リキッドバイオプシー)、糞便を用いた腸内細菌叢(マイクロバイオーム)の検査・解析などを行い、患者さん一人ひとりに適切な治療法の選択および新たな治療法の確立を目指しています。また、特定の遺伝子変化が見つかった患者さんでは、新薬の臨床試験に参加できる可能性があります。

参加可能な患者さんは、消化器がん、皮膚がん、乳がん、産婦人科がん、頭頸部がん、泌尿器がんなどの切除不能な固形がん患者さんで、下記4つのいずれかに分類される方です。

  • 薬剤による治療を受けていない患者さん
  • がんの組織を用いた遺伝子検査などで、何らかのがんの遺伝子変化が見つかった患者さん
  • 特定の薬剤(免疫チェックポイント阻害薬)による治療を予定している患者さん
  • これからの治療で新たながんの遺伝子変化が生じる可能性のある患者さん

参加施設

本プロジェクトには、国内の主要ながん専門病院および大学病院の合計31施設が参加しています。

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