SCRUM-Japanについて
メッセージ
“一人ひとりの患者さんに、革新的かつ有効な治療を提供するために”
近年遺伝子検査の普及により、様々な遺伝子変化に応じた薬の選択を行うがんゲノム医療が一般臨床でも行われるようになりました。さらにリキッドバイオプシーと呼ばれる検査技術が開発され、少量の血液検査でがん細胞の遺伝子変化が診断可能な場合もあり、簡便かつ侵襲の少ない検査法として世界的に普及しつつあります。
SCRUM-Japanは、革新的な検査技術を用いて、希少な遺伝子変化を含む、多くの遺伝子変化を調べ、個々のがん患者さんが適切な治療法を選択できるように情報提供を行うとともに、新しい薬の臨床試験へ参加する機会が得られるように活動してきました。更に、遺伝子変化だけでなく、がんとその周囲の組織を精密に検査して、そこから得られた膨大なデータを解析することで、新しい薬剤の開発に貢献することも目指しています。
2024年4月から第5期SCRUM-Japanが開始となり、遺伝子検査を含む様々な精密検査を行うことで、適切な治療をがん患者さんに提供できるように引き続き取り組んでいきます。また、我々の活動をアジア・太平洋地域に拡大するとともに、世界的ながん新薬開発研究ネットワークである国際がんゲノムコンソーシアムの中心メンバーとして参画し、世界の医療機関や製薬企業と密に連携して、新しい薬の開発に向けた活動も加速していきます。
患者さんに適切な治療薬をより早く届けるために、今後もSCRUM-Japanは研究者全員で情熱を持ってプロジェクトを推進していきます。
SCRUM-Japanとは
- 患者さんに適切な治療薬を届けるために、がんの遺伝子変化を調べるプロジェクト
- 肺がん患者さんを対象としたLC-SCRUM-Asiaと、その他の固形がん患者さんと血液がん患者さんを対象としたMONSTAR-SCREENの2つのプロジェクトが進行中
- 質の高い革新的な遺伝子パネル検査を無料で受けられる
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プロジェクトの成果
SCRUM-Japanの成果をご紹介しています。
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メンバーのご紹介
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外部アドバイザーのご紹介
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参加企業のご紹介
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